毎日パソコンやスマホを使っていても、
「ここから先は怖い」と感じる瞬間があります。
ウォレットを作る、AIに作業を任せる、自動化を試す。
言葉は知っていても、最初の一歩が妙に重い。
今日は、70代の方と一緒にメタマスクを作って気づいた「伴走」の話をします。
「わかる人だけ来てください」では届かない人がいる
車中泊をしながら、長野県を中心にAIでお助け回をしているペスハムです。
最近は「ブラウザ操作自動化の教科書」というBrain教材を出しています。
https://brain-market.com/u/pess_ham/a/byATM4QjMgoTZsNWa0JXY
ChatGPTの一歩先、CodexとかClaude Codeとか、Antigravityみたいなものに触れてみたい人にも、かなり役に立つ内容にしています。
……と、いきなり教材の話をしたんですが、今日はそこに直結するようで、少し遠回りな話です。
先日、大阪で「明鏡」のセミナーがありました。
そこでお会いした70代の方が、「CNPを買ってみたい」と話されていたんです。
実際、この明鏡セミナーを聞くと、CNP買いたくなると思います。
「明鏡」をすでに買ってる方は、動画アーカイブ、文字起こしがDiscordコミュニティにあるので、ぜひ。
ただ、CNPを買おうにも、壁が高すぎる。
NFTも、メタマスクも、ウォレットも、
たぶん言葉としては聞いたことがあるけれど、
実際に自分で作るとなると一気に怖くなる。
それで僕が、少し時間があったので、
メタマスクを一緒に作るお手伝いをしました。
小一時間くらいですかね。
Ninja DAOのボイチャと画面共有で、
横で一つひとつ確認しながら、無事に作ることができました。
メタマスクを作る上では
・シークレットリカバリーフレーズの管理
(これが漏れると普通に資産を盗まれる。電子メモではなく、紙で保管)
・パスワードの管理
(忘れたら自分がアクセスできなくなる)
・誰も守ってくれないWeb3の特性
(銀行みたいにもしもの時に責任取ってくれない)
こういうことを理解している必要があります。
ボイチャなら、ちゃんとこういうことを、口頭で伝えられる。
これが、なんかすごく大事な時間だったんです。
DYORは正しい。でも、それだけだとしんどい
NFTやWeb3の世界には、DYORという言葉があります。
Do Your Own Research。自分で調べなさい、という意味です。
これは本当に大事です。
特にNFTが盛り上がっていた頃は、
詐欺も多かったし、ウォレットの管理を間違えたら資産がなくなることもありました。
かといって、なんかあった時に誰かに責任をなすりつけることも違うんです。
自分の資産は自分で守る。
だから「自分で調べられる人が来てください」という空気がありました。
ある意味、それは防衛のためでもあったと思います。
Ninja DAOにも、来るもの拒まず、去るもの追わず、という文化があります。
いい人たちが集まり、前向きに動く人たちを大事にする空気があります。
NFTの時代に集まってきて、今も残っている人たちは、
本当にリテラシーも高く、人間的にも「善き人」ばかりです。
でも一方で、今のNinja DAOは、たぶん少し変わってきています。
キャラクターが好き。
クリプトニンジャが好き。
Ninja DAOに関わっている人が好き。
「推し活」に近い感覚で入ってくる方も増えています。
そうなると、デジタルリテラシーが高い人だけではありません。
でも、NFTは欲しい。
推してる人が推してるもの。
セミナーで価値を感じたもの。
でも、買いたくても買えない。
「好きだから入りたいけど、技術の入口で止まっている人」がいる。
ここで、70代の人に、「自分で調べてください」と言いますか?
って話なんです。
70代の人に限りません。
ここで「自分で調べてください。そうじゃないと詐欺が怖いので買えません」だけだと、たぶん届かない。そして、その機会損失が「もったいない」時代になったと思います。
いや、もちろん何でもかんでも人に聞けばいい、という話ではありません。
自分で調べる姿勢は大事です。AIに聞くこともできるようになった方がいい。
でも、それでも最初の一歩だけは、
誰かが横にいてくれた方がいい場面があると思いました。
ここが面白いところで、AI自動化もまったく同じなんです。
AI自動化も、最初は「怖い画面」に見える
僕は今、ブラウザ操作自動化の教材を作っています。
たとえば、毎日同じサイトを開く。
同じ場所をクリックする。
同じ文章をコピーして貼り付ける。
予約状況を確認する。
フォームに入力する。
そういう作業をAIに渡していくための教材です。
でも、これも初めての人からすると、たぶん「メタマスクを作る」のと似ています。
画面はいつも見ている。
ブラウザも毎日使っている。
でも「自動化する」と言われた瞬間に、急に自分とは関係ない技術に見えてしまう。
コードを書けないと無理なんじゃないか。
エラーが出たら終わりなんじゃないか。
変な操作をして壊したらどうしよう。
そう思うのは自然です。
僕も何回もエラーを出してますし、また考えすぎてるな、という場面もめちゃくちゃあります。
だから、リツトさんのAntigravityのリアル作業会が流行っているのではないでしょうか。
ただ働きではなく、仲間が一歩進む時間だった
今回、70代の方と一緒にメタマスクを作った時間は、結果だけ見ると小一時間です。
じゃあ、それは「ただ働き」だったのか。
効率が悪かったのか。
全然そんな感じはしませんでした。
むしろ、同じコミュニティや共同体に興味を持っている人が、
一歩踏み出すお手伝いができた。
その感覚が強かったです。
きれいに言えば「オンボーディング支援」みたいな言葉になるんでしょうけど、実際はもっと泥くさいです。
画面を見ながら、
「ここを押してください」
「この言葉は大事なので控えておいてください」
「これは人に見せちゃダメです」
みたいなことを、一つずつ伝える。
テキストだけでは伝わらない人は、確実にいます。
一覧ページがあっても、そこにたどり着けない人もいます。
内輪ノリが強くなると、外から来た人はどこに立てばいいかわからなくなる。
これは、Ninja DAOだけの話ではありません。
会社のAI導入も同じです。
社内にマニュアルはある。
研修動画もある。
でも、社員が使わない。
その理由は、やる気がないからではなくて、
最初の一歩を誰も一緒に越えていないからかもしれません。
最初の一歩を支える人でいたい
僕は別に、メタマスク作成サポートを本業にするつもりはありません。
何回目だよ、という感じなんですが、僕はすぐあっちこっちに興味が向く多動迷子なので。
でも、こういう場面で時間を作ることは、自分にはできるなと思いました。
CNPに興味があるけれど、メタマスクがわからない人。
AI自動化に興味があるけれど、何から始めればいいかわからない人。
会社でAIを使えと言われているけれど、現場が動かない担当者。
たぶん、必要なのは同じです。
いきなり全部わかる必要はありません。
まずは、目の前の怖い画面を一緒に見ること。
毎日5分、10分奪われている作業を一つ見つけること。
その作業を、どうやったらAIに渡せるか考えること。
僕がやりたいのは、そういうところです。
「ブラウザ操作自動化の教科書」では、非エンジニアの人でも、毎日くり返しているブラウザ作業をAIに渡せるように、録画、依頼文、エラー対応までまとめています。
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難しいAI導入からではなく、日々のメール、議事録、資料作成、ブラウザ作業の見直しから一緒に設計できます。
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